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#820
TakaQ
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参加者

言い方はアレですが、日本軍が初めてまともなというか本格的な(周到な準備と綿密な作戦計画による)組織的な抵抗戦術をとって、米将兵の死傷者数に米議会が青ざめた戦いですね

それまで日中戦争では有効だった浸透戦術(WW1末期になってできたそれ以前の陸戦の常識を覆した新戦法で、現代の歩兵も基本的に機銃手を他全員で守って進撃する点ではこれとまったく同じ)を目的とした白兵突撃(機銃等による火力支援の元で漸次遮蔽物に隠れながら分隊ごとに銃撃をしつつ前進接近し、別働隊で敵を包囲または挟撃する配置についた後、最終段階で短距離の銃剣突撃を実施して敵を撤退に仕向ける一種の心理攻撃、敵殺傷を目的にしていないが、中国軍はビビってすぐに撤退を始めるのでやたら有効だった)をバカの一つ覚えのように繰り返しては、米軍の敷いた突撃破砕線に突撃してフルボッコにされてました
というか火力が無尽蔵な米軍の突撃破砕射撃に対して、浸透戦術による白兵突撃は相性が最悪です

突撃破砕射撃いうのは、敵の浸透予想エリアを事前に区分けして射撃ゾーンを設定したら、機銃や迫撃砲の照準を各ゾーンに合わせて最大効果効率となるよう調整しておき、来襲した敵が居る若しくは居るであろうゾーンに全火力を集中的にブチ込むことで、敵兵を一人一人をいちいち狙うのではなく、射撃ゾーン毎に最大火力で制圧して面単位で潰していくもの
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%80%E7%B5%82%E9%98%B2%E8%AD%B7%E5%B0%84%E6%92%83

ほとんどの南方諸島の戦いにおいて、サイパンあたりまでの日本軍守備隊は、学習能力無いんですかねソレは的な有様で米軍の突撃破砕射撃に白兵突撃させては全滅というのを延々と繰り返していたものですから、米軍はペリリューもこれまでと同様ジャップ余裕だろとか思っていたところ、運の悪いことに中川大佐はそれまでの無能指揮官とは大違いだったということでしょう
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%B7%9D%E5%B7%9E%E7%94%B7
たらればはいけませんが、南方戦線でもっと初期の段階から中川大佐方式(出来るだけ多くの米兵の出血を強いることを最優先に考える)が行われていたなら、戦死なされた日本軍英霊の数に見合うだけの違った終戦の形になった可能性は大きいと感じます(ソ連と違って民主主義国家の米国は、ベトナムやイラクやアフガニスタンの例でも判るように、一定数以上の兵士が死ぬと世論で議会がヒヨり出して経戦が難しくなるため、よりソフトランディングの講和を狙える)

ペリリューの戦いについてはさわちよさんが貼ってくれましたので、中川州男大佐について貼っときましょう
http://www.kaikosha.or.jp/gunzou/gunzou02.html
http://blog.goo.ne.jp/1079sasa/e/1e5e23dd1572ad93107cd495914a68da
http://blogs.yahoo.co.jp/x1konno/37636181.html
http://ameblo.jp/shiragamajin/entry-11868834812.html
http://nakeru.eco.myblogs.jp/%E4%B8%AD%E5%B7%9D%E5%B7%9E%E7%94%B7/